- FFmpegをインストール
- 複数のmp4をmp3にまとめて(一括で)変換
- 上記↑の簡単バージョン
- 複数のmp4をまとめて(一括で)圧縮(この記事)
画質そのものは重要でない動画ファイル。元のファイルは長さが10分くらい、大きさが19MB程度。
圧縮にかかった時間のわりに19MB→13MBくらいにしかならなかったのでやや不満です。
ただ、まとめて(一括で)圧縮することができたので、今後はほかのオプションなどを試しつつ検討していきたいです。
まとめて(一括で)圧縮
いろいろなオプションがありましたが、今回は簡単そうな-crfオプションを使いました。
こちらのサイトによると、元のファイル(圧縮したいファイル)がH.264だったのでデフォルトの値は-crf 23
。
±6くらいで調整するのがよいらしいのですが、実際に圧縮後のファイルを見ながら調整した結果、-crf 32
としました。
また、圧縮する前と圧縮した後のファイル名が同じなので、圧縮が終わったファイルはoutput
フォルダー(フォルダー名は任意ですが英数字が無難)に格納するようにしました。
念のため元ファイルのバックアップをとってから実行してください。。
作業手順
どこでもいいので作業用フォルダーを作成します。
コード
for %%f in (*.mp4) do (
ffmpeg -i "%%~f" -crf 32 "output\%%~nf.mp4"
)
上記コードをメモ帳などにコピペして、拡張子.bat
で作業用フォルダーに保存。(ここではMP4_compression.bat)
作業用フォルダーのなかに
- バッチファイル(MP4_compression.bat)
- 圧縮前のmp4ファイル
- outputという名前のフォルダー(コードのなかの
output
と同じ名前のフォルダー)
を入れます。
バッチファイル(MP4_compression.bat)をダブルクリックするとコマンドプロンプトが開いて圧縮スタート。
圧縮されたファイルがoutputフォルダー内に作成されます。
すべての作業用が終わったらコマンドプロンプトが閉じて終了します。
補足
圧縮後のファイル名を変更する(ここではファイル名末尾に_compressedを付ける。)
for %%f in (*.mp4) do (
ffmpeg -i "%%~f" -crf 32 "output\%%~nf_compressed.mp4"
)
outputフォルダーを使わず、圧縮後のファイル名を変更する(ここではファイル名末尾に_compressedを付ける。)
for %%f in (*.mp4) do (
ffmpeg -i "%%~f" -crf 32 "%%~nf_compressed.mp4"
)
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動画の変換用に使いたかったのでWindows10 64bitにFFmpegをインストールしてみました
参考サイト
基本
オプション
- CRF Guide (Constant Rate Factor in x264, x265 and libvpx)
- 動画のサイズを減らすffmpeg - そこに仁義はあるのか(仮)
- FFmpegの出力オプションを検証して、動画の圧縮率を調べてみた | じゃぶじゃぶゲーム
- Encode/H.264 – FFmpeg
一括変換処理
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