すたすた式
書籍
正義が愚行に変わるとき。
新型コロナ感染症にまつわる報道などで、いわゆる専門家、医者などの発言や行為に否が応でも関心が向かってしまいます。
専門家の発言は基本的に信頼して受け止めていますが、いわゆる科学者が(そして我々が)失敗した事例もみておきたかったので読んでみました。
アヘン(鎮痛剤)、マーガリン(トランス脂肪酸)、窒素固定(化学肥料)、優生学、ロボトミー手術、DDT(殺虫剤)、メガビタミン療法
『完全』な人はいない。そして科学者は人。
優生学は、ヒトラー、ナチス政権というイメージでしたが、本書によれば大きな影響を与えたのでアメリカであったこと、当時の世論、科学の主流派、政府が後押しして、結婚禁止法、移民制限法ができた。
世論の不安に都合のいいデータをあてはめ、良否がわからないまま政策が走る。
事実が優先されず自分の理論に現実(データ)を合わす行為。あわないデータは捨てる(見ないことにする)など。
権威よりもデータ。とにかくデータ。
本書を読み終わってみて。陰謀論という訳ではないが、今現在も確実になにか間違っている真っ最中ではないか(間違っていても不思議ではない)という認識をもった。(コロナ禍にあるなか不安になりますが)
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