すたすた式
書籍
現在のブーム(ムーブメント)の歴史的な背景、全体像がわかりました。概念というか「括りかた」についても理解が深まりました。
歴史や個人の物語が中心になるので、いろいろと感情の補正しながら読み進めました。マーケティングが先行しすぎるといろいろ判断を誤る傾向にあるので、あまり神格化とか物語で判断しないようにしたいと考えています。
現時点ではオレンジワインについて分量をさいている本などが少ない(見つけられない?)です。読み比べができない現状を考えると、事実と感想を分け、ひとつの捉え方として理解したほうがいいのかな、と思っています。
ただ、枠組みでいうと「旧東側」にあたる国や地域のワインについて情報収集したり、実際にワインを飲むことを怠っていたのを痛感しています。スロヴェニアやジョージアについては、ほぼ白紙だったので助かりました。
目次
イントロダクション 1.ゼロからのスタート 2.知名度との戦い フリウリ&スロヴェニア 1987年6月 3.破壊と迫害 4.フリウリ第一次ワイン革命 5.フリウリ第二次ワイン革命 6.スロヴェニアの新しい風 ジョージア 2000年5月 7.ロシアの横暴と近代化の波 8.農家と土器 大西洋を越え、さらに向こうへ 2009年5月 9.オレンジワインが気になって 10.オレンジワインは大嫌い 11.これは白ワインではない エピローグ 著者が選ぶオレンジワイン生産者
イントロダクション
フリウリ&スロヴェニア 1987年6月
ジョージア 2000年5月
大西洋を越え、さらに向こうへ 2009年5月
エピローグ
著者が選ぶオレンジワイン生産者
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